後期研修医からのメッセージ
今年度、入局させて頂きました久保朋子と申します。関西医科大学出身で、初期研修を母校で行いました。耳鼻科医になろうと考えたきっかけは、耳科手術が面白いと思った点と、小児医療にも携われる点に魅力を感じたからです。側頭骨実習をきっかけに京都大学耳鼻咽喉科教室を知り、充実した研究環境に魅力を感じて入局を希望しました。当院での研修の特徴は、充実した教育環境や効率的に仕事のしやすさのほか、なんといっても同期が多いことが挙げられます。今年度入局者は16人で、うち大学で研修を開始した同期は9人おり、仲間が多いことをこんなに心強いと感じたことはありません。学びや疑問を共有し、日々切磋琢磨しています。是非皆様と一緒に働ける日々を楽しみにしております!!
京都大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科での研修における最大の魅力は優秀な先生方の下で研修できることです。耳・鼻・頭頸部腫瘍・音声いずれの領域にも専門とする先生方がおり、セミナーやCAL(Clinical Anatomy Laboratory)という御献体を用いた手術・解剖実習などで各領域について深く学ぶことができます。臨床の場においても上級医の先生方は気軽に相談をできる雰囲気をつくってくださっており、日々の業務を通して多くのことを学ぶことができます。また、大学病院では同期とともに切磋琢磨しあいながら成長でき、私自身、耳鼻科医としてスタートするには最適な環境であると実感しながら日々の研修をさせていただいております。
本年度入局しました山本卓矢と申します。出身は滋賀医科大学ですが、研修が京都大学の関連病院というご縁があり入局させて頂きました。入局する前は出身校でない地でうまくやっていけるか非常に不安に思っていましたが、尊敬する上司・頼れる同期に支えられて充実した生活を送っています。私は圧倒的な症例数が、新入局員にとっては最大の長所だと考えています。大学のみならず関連病院であっても症例数は十分すぎるほどであり、症例数・経験したい疾患に困ることがありません。頭頸部に興味があれば国立がんセンターへ留学ができるなど幅広い選択肢があることも、大きな長所と思います。