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人工内耳の術前術後の検査所見、手術所見、電極の種類と装用効果

概要

京都大学医学部附属病院にて過去に人工内耳手術を受けられた患者さんの診療記録をもとにして、術前後および術中の検査所見や電極の種類と人工内耳装用効果との関係を調べる研究を行います。今後人工内耳受けられる患者さんが、術前に装用効果や予後の予測を行い、最適な電極を選択して術前の不安を少しでも軽減できるようにすることを目的としています。

研究方法

対象者の性別、年齢、1側目と2側目の手術時年齢、失聴期間、手術で挿入した人工内耳の機種、手術時合併症の有無、人工内耳の装用閾値、語音聴取検査、語音聴取検査(静寂下・騒音下)、方向感検査の結果をカルテからピックアップするため、1987年1月1日より2015年12月31日までのカルテを参照する予定です。検討事項の内容をカルテから転記しますのでご了承ください。

対象となる方

1987年以降に京都大学医学部附属病院にて人工内耳手術を受けられた方を対象とします。

研究対象の方への影響・個人情報の管理

この研究は過去の診療記録を調べる研究ですので、対象となる患者さんへの直接的な影響はありません。個人情報は京都大学大学院医学研究科・医学部及び医学部附属病院 医の倫理委員会において認められた形式で管理し、研究結果の発表の際に個々の患者さんの情報が公開されることはありません。

研究対象の方への説明

今回の研究に際し、対象の患者さんに研究対象であることの連絡はいたしません。 対象からの除外を希望される場合、また、研究計画書および研究の方法に関する資料をご希望の方は、下記の連絡先にファックスか郵便での連絡をお願いします。

連絡先

診療内容についてもっと詳しく知りたい方や治療を受けることを希望される方は、下記までお問い合わせください。

京都大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科
山本 典生(研究責任者)
FAX:075-751-7225
住所:〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54 京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科

京都大学医学部附属病院 総務課 研究推進掛
TEL:075-751-4899
E-mail:trans@kuhp.kyoto-u.ac.jp