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咽喉頭領域

概要

咽喉頭疾患の中でも特に音声障害や睡眠障害を対象として、臨床研究に取り組んでいます。音声障害に対する聴覚的心理的評価法は簡便かつ有用な検査方法ですが、American Speech-Language-Hearing Associationで開発され、世界中で用いられている聴覚的心理的評価法CAPE-V(Consensus Auditory Perceptual Evaluation of Voice)の日本語版を作成し、その信頼性と妥当性を検証しています。また音声は咽喉頭疾患の診断において非常に重要な診療情報となりえるため、関連施設で集積した音声データを用いて、深層学習による音声障害診断システムの開発に取り組んでいます。グループメンバーは各施設の医師と言語聴覚士で構成されています。


活動内容

研究内容

CAPE-Vの日本語版の作成

AIによる音声分析

音声データベースの作成

業績

英文論文

  1. Kondo K, Mizuta M, Kawai Y, Kojima T, Abe C, Tanaka R, Shiromoto O, Uozumi R, Kishimoto Y, Tateya I, Omori K, Haji T: Development and validation of the Japanese version of the Consensus Auditory-Perceptual Evaluation of Voice (CAPE-V). Journal of Speech, Language, and Hearing Research. 2021. In Press.

 

研究助成

  1. 平成30年度(第12回)音声言語医学に関する研究助成:「音声障害に対する聴覚心理的評価CAPE-V(Consensus Auditory Perceptual Evaluation of Voice)日本語版の作成とその信頼性及び妥当性の検証」楯谷一郎